女優黒島結菜(24)が主演を務める22年前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の第2弾出演者発表が8日、同局のドラマ公式ツイッターで行われ、前田公輝(30)の出演が明らかになった。前田は朝ドラ初出演。

この日は、ヒロイン・比嘉暢子の生まれ故郷を彩る「沖縄の人々」を発表。前田は、暢子ら4きょうだいの幼なじみで、村の豆腐店の息子・砂川智を演じる。

演じる役柄を「家族のために尽くして働く、恋愛に不器用な男」といい、「僕自身、いつも家族への感謝を念頭に置いて仕事をしていること、そして恋愛ドラマの経験が多い方ではないことなどもあり、共通点の多い役柄だと感じています。役者として、1人の人物の長い歳月を演じさせていただくというのは初めての経験なので、生き方も恋愛も、智と共に成長していけるよう、役に寄り添いながら奮闘していきたいと思います!まずは、豆腐のことを勉強します」と意気込む。

朝ドラ出演は夢だったといい「正直、驚きました。その後数日間は、外の光がいつも以上に輝いて見え、ずっと興奮がおさまらなかったほどです。ただ、このままではプレッシャーになってしまうので、胸を張って、みなさんにすてきな朝を迎えていただくためのチームの一員として、役を生きられるようにしっかり準備をしていきたいと思います!」と話している。

「ちむどんどん」は沖縄の言葉で「チム(心臓)」が高鳴る様子のことで、沖縄の本土復帰から50年の節目に放送される。106作目の朝ドラ作品で、沖縄から東京へと料理の夢を追うヒロイン・比嘉暢子と、個性豊かな4きょうだいの絆を描く。映画「パッチギ」や朝ドラ「マッサン」の羽原大介氏のオリジナル脚本作。語りは沖縄出身のジョン・カビラが担当する。

出演者発表は3週にわたり行われ、第1弾は暢子の家族として仲間由紀恵、大森南朋、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌の出演を発表。第2弾のこの日は「沖縄の人々」として宮沢氷魚、山田裕貴の出演が明らかになっている。

3週目は「東京や鶴見の人々」を予定している。