5月下旬に左足大腿(だいたい)骨を骨折し手術した落語家林家木久扇(83)が、来月の高座復帰を目指していることが16日、分かった。

関係者によると、木久扇は前日、リハビリのため転院。高座で正座するためのリハビリを行っているという。身の回りのことは自分ですべて行える状態で、つえなしで歩くこともある。通常であれば退院できるほどの回復ぶりだが、リハビリ時間を確保できることから入院措置を取った。今後の状況を見ながらになるが、木久扇は、7月10日に福岡・博多座で予定されている「芸能生活60周年記念落語会」で、正座をして高座に上がりたいと望んでいるという。

木久扇は先月24日、自宅近くにある仕事場で転倒して骨折した。