テレビ東京系連続ドラマ「サ道2021」(金曜深夜0時52分)が23日深夜放送され、過去のいじめ告白問題で東京五輪・パラリンピック開会式の音楽担当を辞任した小山田圭吾氏(52)が「コーネリアス」名義で担当した主題歌「サウナ好きすぎ」が、編集で全てカットされた。

本来、サウナを連想させる動画の上に出演者らの名前のテロップが表示され、そこにオープニング曲として「サウナ好きすぎ」が流れていたが、この日は編集でまるまるカットされた。他の曲に差し替えられるのではなく、泡の音や、水が流れる音、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させる際に出る自然の音などが使用された。

同局は21日までに、この日の放送回で主題歌「サウナ好きすぎ」を差し替えるなどすると決定。関係者は「差し替えずに編集で対応する可能性もある」などとしていた。19年のシーズン1に引き続き楽曲を手掛けていたが、「サ道2021」の公式ホームページに記載されていた小山田氏のコメントや写真は、削除された。