仲里依紗(31)が30日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われたアニメ映画「クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園」(高橋渉監督)初日舞台あいさつで、高校1年時に所属事務所が撮影した宣材写真を公開した。ただ舞台あいさつ前に、その写真を7歳の長男に見せたところ「全然、ママじゃないじゃん」と首をかしげられたと苦笑した。

青春渦巻くカスカベ学園を舞台にしたシリーズ初のミステリー作品であることを引き合いに、ゲスト声優の仲とフワちゃん(27)は壇上で青春時代の写真を公開した。仲は「高校1年生の時の制服。事務所で宣材写真を撮らなきゃいけなくて、事務所の下のただ道で撮りました。初めてに近い写真」と説明した。

その上で「さっき、これを息子に(見せて)『これ、誰だと思う?』って言ったら『誰?』って言われました。『えっ、ママ?』って、すごいビックリしていて『全然、ママじゃないじゃん』って言われました」と苦笑した。

仲は劇中で、カスカベ学園内トップのエリートクラス・テン組に在籍する、ギャルで素行は悪いがフェンシングなど多様な才能を持つアゲハを演じた。当初は4月23日に公開予定も、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、公開前日の同22日に延期されたことを踏まえ「やっと公開…。ずっと大好きで見ていた、しんちゃん。しかも映画のゲスト出演。夢がかなった感じ。夏休み中、チケット買って家族で見に行きたい」と、ファンとして映画に出演し、公開出来たことを喜んだ。