愛知県出身のシンガー・ソングライター、ビッケブランカ(33)が、愛知県名古屋市の河村たかし市長(72)の“金メダルかじり”行為を批判し、「地元を恥じたのは人生で初めてです」と吐露した。

ビッケブランカは5日、ツイッターを更新。「政治関連はこの先発信するつもりもないんだけど、なんか悔しすぎて僕が泣きそうなんで初めて言います」とした上で、「河村市長、あんたの行動ほんとに神経疑います。ウイルスどうこうじゃなくて単純に、おっさんの唾を無断でつけられた金メダリストを思うと泣けてきます。地元を恥じたのは人生で初めてです」と、河村市長の行為に不快感を示した。

河村市長は同日、市役所で東京オリンピック(五輪)ソフトボール日本代表の後藤希友投手(20=トヨタ自動車)の表敬訪問を受けた際、首に掛けてもらった金メダルを直にかじった。批判が相次ぎ、「(メダルをかむ行為は)最大の愛情表現だった。迷惑をかけているのであれば、ごめんなさい」とのコメントを出した。