メンタリストDaiGoが7日に行った、YouTubeチャンネルの生配信での生活保護受給者や路上生活者(ホームレス)に対する発言が差別的として物議を醸している。

DaiGoは7日の自身の公式YouTubeチャンネルで、「【超激辛】科学的にバッサリ斬られたい人のための質疑応答」と題して視聴者からの質問に答える形式の生配信を実施。

「ぼくは生活保護の人たちにお金を払うために税金を納めている訳ではないからね。生活保護の人たちに食わせる金があるんだったら猫を救って欲しいとぼくは思うんで。生活保護の人、生きていてもぼく得しないけどさ、猫はさ、生きていたらぼく、得なんで」と持論を展開した。

飼い猫に同意を求めながら「ほんとそうだよね。猫が道ばたでのびていたら、かわいいもんだけど、ホームレスのおっさんがさ、のびていると、なんでこいつわがもの顔で段ボールしいて寝てんだろって思うもん。うん。うん」と路上生活者(ホームレス)への発言を開始した。

「ぼくは、今日辛口なのもあるんですけど、ダークなので」と断りを入れつつ、「人間の命と猫の命は、人間の命の方が重いなんて全く思っていないからね。自分にとって必要がない命はぼくにとっては軽いので。ホームレスの命はどうでもいい」。

視聴者に向けて「みんな思わない? どちらかといえば、いない方が良くない? ホームレスって。いっちゃ悪いけど、本当にいっちゃ悪いこといいますけど、いない方が良くない? いない方がだってさ、みんな確かに命は大事って思っているよ。人権もあるから。一応、形上、大事ですよ。でもいない方が良くない? 正直」と呼び掛けた。

発言は止まらず、「邪魔だしさ、プラスにならないしさ、くさいしさ。ね。治安悪くなるし、いない方が良いじゃん。猫はかわいいじゃんって思うどね、ぼくはね」とまくし立てた。

その後、水を口に含んで一息つき、「元々人間は自分たちの群れにそぐわない、社会にそぐわない、群れ全体の利益にそぐわない人間を処刑してきているんですよ。だから犯罪者殺すのと同じですよ。犯罪者が社会にいると問題ですし、みんなに害があるでしょ。だから殺すんですよ。はい。同じですよ」と持論に説得力を持たせるかのように人間社会の歴史を語り、次のテーマに移った。

この発言には、「この優生思想を肯定してはいけない。危険すぎる」「この人、命に差をつけ、倫理観も著しく欠如している。いじめが連鎖する構図そのもの」といった批判的なコメントが多く集まった。