“ホスト界の帝王”ことROLAND(ローランド=29)が12日、横浜スタジアムで、プロ野球DeNA-阪神戦の始球式を行った。背番号はナンバーワンホストにちなみ「No・1」。大きく振りかぶる大胆なフォームから、内角へワンバウンドの投球となった。

昨年9月にも始球式に登場したが、その時は、打者の背中を通過する”大暴投”。「練習してリベンジしたい」と話していた。今回、1年ぶりの始球式もノーバウンドはならなかったが「やっぱり難しい。ストライクゾーンにおさまる器じゃないんだなと。改めて気付きました」と笑いを交えつつ、振り返った。

帝京高時代はDeNAの山崎康晃と3年間、クラスメート。自身はサッカー部に所属し、互いに刺激しあってきた。オリンピック前には山崎から「必ず金メダルとるよ」と連絡があったといい、「有言実行。さすがだな」と祝福。「僕もホストクラブが閉店したりとか、(コロナ禍などで)苦しい時期もあった。シーズン前にも『結果で黙らせような』と言っていた。一友人としてかっこいいなと思います」と話した。