女優の大竹しのぶ(64)が24日、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」に出演し、冗談で発言した男性経験人数がネット上などで話題となってしまった過去を振り返った。

大竹は同番組で、親交のあるタレント清水ミチコとトークを繰り広げた。清水が大竹のモノマネで「私、さんまさんからは3億円くらいしかもらってないの」とネタを披露すると、大竹は笑いながら「ちょっと待ってくださいよ、そうやってウソがホントになっていくんだよ。世間の中で、ウソが本当の真実のように語られていく」と、くぎをさした。

その流れで、清水と三谷幸喜監督を交えた雑誌の鼎談(ていだん)で男性経験について「30人くらい」と発言したことがネットニュースなどで“衝撃発言”と報じられた当時の騒動に話がおよんだ。

大竹は「すごかったね。ほんと、ひどかったね。『60歳で30人』とか書かれて」と回想。清水から「大丈夫なの? 人ごとみたいに言ってるけど」とツッコミが入ると、「すごい嫌だけど、100人とか1000人とか言えば冗談ってわかったのかなぁと思って。30人でも冗談ってわからないのかなぁ。冗談も言えないんだ、と思って。嫌だなぁと思ったよ。でも、あれは違いますって言うのもおかしいし、そんな話、くだらないし、そんなのいいやって」と、訂正しなかった理由を語った。