女優鈴木梨央(16)倉科カナ(33)がこのほど、NHK BS1のドキュメンタリードラマ「命のバトン~赤ちゃん縁組がつなぐ絆~」(11月18日午後8時)の合同取材会を行った。

愛知の児童相談所で行われ、「愛知方式」と言われる「赤ちゃん縁組(新生児の特別養子縁組)」をテーマに、同局によるドキュメンタリーと、鈴木らが演じるドラマを織り交ぜた作品。鈴木は予期せぬ妊娠に悩む高校2年生役を演じる。妊娠する役は初めてで「出産のシーンは、母や助産師さんに話を聞いて」撮影に臨んだという。

演じる上で、自身も学んだことが多かったといい「今まで以上に役に寄り添って、1つ1つの言葉の意味も感じられたので、その思いを伝えることができたら」。児童相談所の職員役の倉科も「社会的な問題。ドラマをやることで、心に訴えられたら」と話した。