黒柳徹子(88)ジャニーズWEST藤井流星(28)が30日、東京・EXシアター六本木で、初日を迎える朗読劇「ハロルドとモード」(10月14日まで)の取材会に出席した。

79歳の女性・モードと19歳の少年・ハロルドによる、60歳差の恋物語。昨年黒柳と生田斗真のコンビで上演され、今回が第2弾となる。

黒柳はユーモアに満ちた79歳のモードを演じる。約50年前に観劇し、かねて出演を熱望していた作品で「実際にやることができてよかった。ありがたいことに面白い役で、こんなに変わったおばあさんがいたら面白い」と笑顔を見せた。相手役のハロルドを演じる藤井は「徹子さんは雲の上の存在。ホンマにいるんですか? というレベルなんです。その黒柳さんと同じ舞台に立てていることが信じられない。客観的に見たらこのツーショットもびっくり」と語った。

実年齢も60歳差で、黒柳は「一番年下の恋人です」と笑顔。コロナ禍の稽古では常時マスクを着用しており、この日しっかり見たという藤井の顔立ちについては「うわあ、ハンサムなんだ!とびっくりしました」と振り返って笑った。

劇中では2人の年の差が恋の障壁となるが「芝居の中で周りの人たちが怒ったりするのも無理はないと思いますけど。でも一緒に遊んだりするのは全然平気よね? ご飯を食べたり」と黒柳。藤井も「したいです」と応じた。黒柳は「この(コロナの)騒ぎが終わったら行きましょう」と藤井との“デート”を約束していた。

大阪・森ノ宮ピロティホール(10月16~18日)でも上演。