お笑いタレント藤森慎吾(38)が、結婚式専用ライブ配信アプリ「Wedding Live」のアンバサダーに就任することになり6日、都内で会見した。この日から、同アプリのウェブCMが公開された。

新郎のいでたちで登場した藤森は「人生で初めて。こんな感じなのかと思いました。結婚っていいなと思いました」とあいさつした。

コロナ禍で、結婚式を延期や中止したカップルは24万組もいるといわれ、結婚式を挙げない、いわゆるナシ婚を選ぶカップルも10万組もいるという。リモートやオンラインが新生活様式として浸透していることから、同アプリを立ち上げたという。すでに、全国の230会場と提携し、今春のローンチ以来100組のカップルが同アプリを使用した。ゲストはアプリが不要なほか、クレジットカードでご祝儀も贈れるという。

藤森は「僕の結婚式でも100%使いますね。詳しく聞きましたが、素晴らしいサービス。今の時代にフィットしています。いろんな人にハッピーを届けられるのがいいですね。僕もおばあちゃんが94歳の高齢で施設に入っています。今は、外出もできないので、タブレットを渡すだけで参加できますね」。

会見では、ウエディングケーキも用意され、藤森は1人で入刀した。「1度はやってみたいと思っていました。ズッシリしますね」。理想の結婚式については「あまり派手にインパクトを残すと、何かあった時に(その映像が)使われますからね。芸能人はなにかあった時の保険をかけないと。しっとりとした、年相応な式がいいですね」と話した。

会見の最後に、報道陣が「実際の結婚はいつごろですか」と声をかけると、藤森は「おれが聞きたいですよ。いい人がいれば紹介してください」とけむに巻いた。