佐藤健(32)清原果耶(19)が7日、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で、映画「護られなかった者たちへ」(瀬々敬久監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

佐藤は会場となった映画館について「僕の大好きな映画館なんですよ。毎回好きな映画が公開される時は、ここに見に来ています。大好きなスクリーンの前でごあいさつ出来ることをうれしく思います」と喜んだ。

イベント序盤では、お互いが聞きたいことを質問し合うコーナーに。清原が「最近新しく取り入れたこと」を聞くと、佐藤は「僕は生活に何かを取り入れないんですよ」と回答。「ソファに座って、気付いたら次の日になっているんですよ。新しい何かを取り入れるみたいな、そういうのじゃないんですよ。暗いんですよ」と笑った。

佐藤は、現場での清原の姿を「主演作品を10本くらいやってきているくらいの貫禄をもっている」とし、その秘訣(ひけつ)を質問。本当に疑問に思っているようで「先生とかに歯向かっていたの? 元ヤン?」とジョークを交え質問攻めすると、清原は「全然違います!」とタジタジ。その上で「私、ずっと緊張しているんです。それが堂々としているように見えてしまっているだけだと思います」と冷静に回答した。

同作は作家・中山七里氏が18年に出版した同名小説の映画化。東日本大震災から10年目の宮城・仙台を舞台に、不可解な連続殺人事件の裏に隠された真実が明らかになっていく。