清野菜名がヒロインを務めるTBS系連続ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(火曜午後10時)第5話が16日に放送され、平均世帯視聴率が10・1%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。第1話は9・4%、第2話は9・9%、第3話は9・9%、第4話は10・0%だった。

個人視聴率は5・4%だった。

同作は雑誌「フィール・ヤング」で連載中の有生青春氏による同名漫画が原作のラブコメディー。清野は、独身生活を満喫するデザイナー大加戸明葉を演じる。出会ったばかりの坂口健太郎演じる百瀬柊からプロポーズされ、一度は断るも必要に迫られて、偽装結婚をすることになる役どころだ。

第5話で、美晴(倉科カナ)が離婚届を残していなくなってしまった。

身寄りのない美晴の行き先がわからず、同級生たちに連絡をとる柊を、明葉は心配そうに見つめることしかできなかった。

美晴の行方が気がかりなまま時間だけが過ぎる中、不動産屋の前に美晴の姿があった。家に帰りたくないという美晴に、柊は「しばらくはうちにいればいい」と提案した。

だが、偽装結婚中の2人には美晴がいることで生活に大きな変化が生まれた。同じベッドで寝ることになり、緊張した時間を過ごす明葉をよそに、柊は美晴への思いをポツリポツリと話し始めた。

柊と一緒にいたいと思うようになった明葉の願いもむなしく、美晴との同居生活で2人の関係にも影が差し始めてしまった。