22日に放送された俳優窪田正孝(33)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ラジエーションハウス2~放射線科の診断レポート~」(月曜午後9時)の第8話の世帯平均視聴率が10・7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが23日、分かった。

個人視聴率は6・1%だった。

19年4月期のシリーズ第1弾「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の第2弾。

第1弾から2年後、米国でのプロジェクトが一段落した天才放射線技師の五十嵐唯織(窪田)は、日本に帰国して甘春総合病院に復帰する。だが、新院長の灰島将人(高嶋政宏)の合理化の方針で、ラジエーションハウスの規模は縮小。黒羽たまき(山口紗弥加)、軒下吾郎(浜野謙太)、威能圭(丸山智己)、悠木倫(矢野聖人)は、それぞれ別の病院などに転職していた。唯織の幼なじみの放射線科医・甘春杏(本田翼)も病院を去り、放射線技師長の小野寺俊夫(遠藤憲一)や放射線技師の広野裕乃(広瀬アリス)、田中福男(八嶋智人)が立て直しに奮闘してた。だが、唯織の帰還に触発されたメンバーたちがラジエーションハウスに復帰。杏も戻った。

第8話で、杏のインタビューが掲載された雑誌が発売された。放射線科医のやりがいについて話す杏の生き生きとした笑顔の写真に思わず夢中になる唯織。同じ頃、裕乃は、鏡に映る自分の頭皮が10円玉大に毛が抜け、激しいショックを受けていた。

そんな裕乃のもとへ、高校時代の担任だった熊田太志(おかやまはじめ)がやってくる。学校で具合が悪くなった生徒に付き添って病院へやってきたという熊田は、裕乃に母校での講演会を依頼する。進路に悩む後輩たちに、放射線技師の仕事について話してほしいというのだ。そこで唯織は、講演の参考になればと杏の記事が載っている雑誌を裕乃に手渡す。そこで軒下から「恋に仕事に負けっぱなしだな」と言われ、劣等感が募る裕乃。

裕乃は、熊田が連れてきた女子高生・花倉乃愛(吉川愛)の検査を担当する。乃愛は、3カ月ほど前から急にふらつくようになったらしい。痩せてはいたが下腹だけがポッコリと出ている乃愛は、それを隠すように手で押さえていた。

乃愛のMRI検査を見守っていた唯織は、検査室に入るなり「妊娠している可能性はないかな」と乃愛に尋ねる。妊娠なんてあり得ないと乃愛が怒ると、今度は乃愛の頭を見て、ウイッグなどは付けていないかと言いだす。実はウイッグをつけていた乃愛が仕方なく外すと、彼女の髪は白髪交じりのグレーヘアだった。