ヴァイオリニストの廣津留すみれ氏(28)が20日、都内で、映画「クレッシェンド 音楽の架け橋」のアフタートークに登壇した。

同作は、紛争中のパレスチナ、イスラエルから集めた若者で結成したオーケストラを中心に物語が展開する。廣津留氏は「胸にグッとこみ上げる物が多すぎて。音楽を通した対話の大切さが表現されているなって思いました」と映画の感想を述べた。

廣津留氏は、米国・ハーバード大、ジュリアード音楽院をともに首席で卒業したという。「いろいろなバックグラウンドの方がいて、対話をしてみると意外とお互いのことがわかり合えてくる。その様子が手に取るように伝わってくる映画だと思います」と話した。