昨年8月に新型コロナウイルス感染による肺炎のために亡くなった俳優千葉真一さんのお別れの会「さらば千葉真一!~You'll always be in my heart」が22日、東京・増上寺で行われた。

千葉さんが3年前に描いたという富士山の油絵をモチーフに、白菊、スプレーマムなど約4000本の花をあしらった祭壇が設けられた。写真は上半身裸の千葉さんが視線を向ける躍動感に満ちたもので、79年公開の千葉さん主演映画「戦国自衛隊」を撮影中のスナップ写真という。

祭壇には、同作の小道具のヘルメットや、ドラマ「柳生十兵衛あばれ旅」で使用した刀なども飾られた。

午前10時から行われた一般の部には約200人、午後4時からの関係者の部には約300人が出席した。

千葉さんが設立したジャパン・アクション・クラブ(JAC)のメンバーが発起人となり、千葉さんの誕生日に開催された。多くのファン、関係者が訪れ、千葉さんとの別れを惜しんだ。