NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第64話が1日に放送された。朝の情報番組「あさイチ」MC陣も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、夏休みに遊んでばかりいたひなた(新津ちせ)は、山積みの宿題に途方に暮れた。唯一頑張って毎日行っていたラジオ体操も、最終日は宿題に追われていけなかった。宿題を手伝ってくれようとした錠一郎(オダギリジョー)にも文句を言う姿を見たるい(深津絵里)は、いうことを聞かずに宿題を放っておいたひなたを厳しく叱った。そんな時に、クラスメートの小夜子が訪ねてきた。借りていた傘を返してくれた。

小夜子は宿題を手伝ってくれた。ひなたは時代劇を好きになった理由を話した。幼稚園で錠一郎が仕事をしていないことをからかわれたとき、家で錠一郎はひなたをひざの上に乗せてくれた。そして一緒にテレビで時代劇を見て、強くて優しい侍に憧れたのだ。そして、クラスメートの一恵もやって来て3人で宿題をやった。

鈴木奈穂子アナウンサーは「(宿題が)終わりましたかね、良かった、良かった」と安心した表情。ドラマで錠一郎はひなたについて「友だちに恵まれている。それより大事な宿題はない」と言う。鈴木アナは「素敵(すてき)なお父さん」と笑顔を見せていた。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。