乃木坂46に、新たに5期生11人が加入することが1日、分かった。この日、公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で発表された。応募人数は異例の8万7852人、倍率は7987倍にものぼったことも明らかになった。

5期生オーディションは昨年7月から募集がスタートし、その後選考が行われていた。当初は昨年12月に発表予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて選考スケジュールに変更があり、この日の発表となったという。

オーディションでは、オンラインでの審査の実施や、友人などの複数人で応募できる「みんなで応募」など新たな試みも行われ、応募人数は8万7852人となった。乃木坂46によると、日本のグループアイドルの単独オーディションで史上最多の数字という。

18年夏に行われた乃木坂46、欅坂46(現櫻坂46)、けやき坂46(日向坂46)の「坂道合同オーディション」以来、3年振りの新メンバー募集オーディションだった。櫻坂46や日向坂46も含めて「坂道シリーズ」グループでは新規オーディションがなかったことから、関係者は「待ちわびた応募者の方々がこぞって参加し、史上最多の応募人数になったのではないでしょうか」と話した。

乃木坂46では「坂道合同オーディション」以降、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花ら、多数の人気メンバーが卒業している。一方で若手メンバーたちが台頭し、世代交代の最中。5期生に対する期待感は高まっている。

11人の詳細プロフィルは、明日2日正午から「乃木坂配信中」で毎日1人ずつ公開する。うち3人は、学業の都合で3月以降の公開となるという。

また、1期生から続く恒例のお披露目イベント「5期生 お見立て会」が、2月23日に千葉・幕張メッセイベントホールで開催することも決まった。同イベントは配信番組「乃木坂46時間TV」で放送されるという。