女優清原果耶の民放連ドラ初主演となるTBS系連続ドラマ「ファイトソング」(火曜午後10時)第4話が1日、放送され、平均世帯視聴率が7・7%(関東地区、速報値)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は4・1%だった。

第1話は9・2%、第2話は8・1%、第3話は8・2%だった。

同作は、清原、間宮祥太朗、Sexy Zone菊池風磨を中心としたラブコメディー。昨年、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロイン役を務めた清原は、スポ根空手女子の木皿花枝役として空手に初挑戦する。菊池は花枝の幼なじみ、夏川慎吾役、間宮は夏川、花枝と三角関係となる一発屋ミュージシャン芦田春樹役をそれぞれ演じる。

第4話で、花枝は中華街デートで、芦田からのいきなりのキスなど、いつもと違う芦田の雰囲気に戸惑っていた。そして、慣れない恋愛イベントが一気に押し寄せてきて大パニックになった。

その頃、花枝たちを見失った慎吾と凛(藤原さくら)は、露店でムササビの人形が売られているのを発見。慎吾は花枝へのプレゼントとして買っていくことを提案するが、花枝のために楽しそうにお土産を選ぶ慎吾の姿に、凛はモヤモヤした。

そんなある日、花枝がハウスクリーニングの仕事で芦田のマンションを訪れると、そこには弓子(栗山千明)の姿があった。

なぜか敵意むき出しの弓子に、花枝はビビった。しかし弓子は、芦田にある大事なことを伝えに来ていた。それは「1週間後の新曲コンペに参加して通らなければ契約解除になる」というものだった。

2カ月後の曲の締め切りのために恋の“取り組み”をしていたはずが、いきなり1週間後に縮まった。芦田は曲作りに追われ恋の取り組みどころではなくなってしまった。花枝は連絡が来ずに落ち込んだ。そして、弱っている花枝を目の当たりにした慎吾は、何とかして花枝を励まそうと奮闘した。