TBS系ドラマ「ザ・ガードマン」などで知られ、2月26日に慢性心不全で86歳で亡くなった、俳優の川津祐介さん(本名・川頭祐一=かわず・ゆういち)の葬儀・告別式が4日、都内で営まれた。

葬儀後、喪主を務めた元女優で妻の愛沙さんが報道各社に文書を送り、川津さんの死を公表した。その中で、愛沙さんは「1996年(平8)心筋梗塞で奇跡的に一命を取り留め、心臓の機能は4分の1以下に低下したものの、精力的に芸能活動を行い、町おこしや演劇を志す青年たちの育成にも取り組んできました」と、川津さんが心筋梗塞で倒れた後の活動を説明した。

その上で「昨年9月ごろ、体調を崩して介護を受けるようになり、自宅療養を続ける中、2月26日8時13分、愛する家族に見守られる中、静かに息を引き取りました。死因は慢性心不全。86歳でした」と亡くなるまでの川津さんの近況を明かした。葬儀については「コロナ禍が続く中、葬儀告別式は親族および関係者のみで執り行わせていただきました」と説明した。