女優柴咲コウ(40)が9日、都内で「マムート160周年記念プロジェクト~すべては山を楽しむ為に~」発表会に出席した。

アウトドアブランド「マムート」による、山の魅力や環境保護の大切さを次世代に伝えるためのプロジェクト。

ドラマ撮影のため金髪ショートカットの柴咲は、鮮やかなオレンジのウエアで登壇した。髪色に合わせた洋服選びを楽しんでおり「今は原色がストライクな感じ。アグレッシブで、攻めているタイプのものが好みです」と笑顔。このほどプロジェクトアンバサダーに就任し「小さい頃から自然環境に興味があって、人間社会が及ぼす影響に焦燥感が募っていた。サステナビリティーや山への思いが強い会社さんにアンバサダーを任せてもらえるのは光栄なこと」と喜んだ。

20年4月に立ち上げた個人事務所「レトロワグラース」では、自然環境に配慮したものづくりを事業として展開する。会社のレクリエーションとしてスタッフと登山を楽しんでおり、「青梅の御岳山で語りながらお弁当を食べたのが思い出に残っています」。北海道・大雪山国立公園では「暑い時期だったんですが、山はすっかり涼しくなっていて、半袖で行った私はばかだったな」と苦笑いで振り返った。

現在は農作物を荒らす害獣の問題に興味を持っているとし、「私たちが食べる農作物を守るために駆除しなければならない側面があるなら、あやめられたものをどうするのか考えるのは課題解決の1つなのでは」。知人の狩猟家からもらったという熊の爪を再利用したキーホルダーを紹介しながら「自分がハンターになれたらいいけど、クリアしなきゃいけない課題がある。そこまで行かなくても協力できることや、プロダクツに落とし込むことができたら」と展望を語った。