SNSの総フォロワー数700万人超の人気タレントなえなの(21=御殿場市出身、御殿場高出)が、地元愛を語った。ファースト写真集「なえとなえなの」(講談社)の来月4日発売に向けて、日刊スポーツ静岡版の単独インタビューに応じた。御殿場から見える美しい富士山を愛し、好物はすし。「23歳までに富士山の頂上に登って、すしを食べたい」と熱望した。御殿場高でバスケットボール部マネジャーをしていたことも振り返った。【聞き手=柴田寛人】

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-御殿場で最も自慢できることは

なえなの 富士山がきれいに見えることですね。左側に宝永山が膨らんで見えることが特徴的です。下校の時間には、夕日がかかっている富士山がとてもきれいでした。新幹線で移動していると、乗客が「わあ、富士山だ」と言いながら、スマートフォンで撮影している。私は勝手に、誇らしく感じています。

-富士山に登ったことはありますか

なえなの 小学校高学年の時に、遠足で登りましたが、頂上までは行っていません。下山する時の「砂走り」が楽しかった。急斜面を駆け降りて、気持ち良かった。体力があるうちに、23歳までには頂上に登って、すしを食べたい。蒸しエビが好き。気圧でイクラが割れるのか、確認したい。板前さんを連れて行けないでしょうか。

-御殿場高では、なぜバスケットボール部マネジャーになったのですか

なえなの 入学式で隣に座って、仲良くなった男の子に「俺、バスケ部に入るから、マネジャーをやってよ」と言われたのがきっかけ。運動は苦手なので、プレーするつもりはなかった。中学の時は卓球部でしたが、楽だと思って入ったら、大変でした。

-練習では審判を務めていたそうですね

なえなの 私は走るのが苦手で、ルールもマネジャーを始めてから覚えた。誤審が多くて、選手によく怒られました。同学年の他のマネジャー2人は経験者。私もある程度はできましたが、「嫌だ、嫌だ」と思っていました。

-それでも3年生まで続けたのはなぜですか

なえなの 楽しいことを見つけることが大事。友だちと放課後に気分転換するとか。私の場合は、回転ずし。ほぼ毎日通っていました。家に帰れば晩ご飯があるので、自分の好きなネタだけ。パンケーキやフライドポテトも食べました。

-今後、どのように御殿場と関わっていきたいですか

なえなの コロナ禍が収まったら、御殿場アウトレットで撮影をしたい。観光地のPRとか、協力できればうれしい。観光大使とか、やらせてもらえないでしょうか。今は都内在住ですが、将来は御殿場に戻って、3階建ての一軒家を買うのが夢。屋上からきれいな富士山を眺めたい。東京から板前さんを呼んで、屋上ですしパーティーをやるぞ!

 

◆なえなの 2001年(平13)1月14日、御殿場市生まれ。学生時代からSNSを利用。高校卒業後の19年7月からユーチューブ・チャンネルも開設した。ティックトックも含め、総フォロワー数は約700万人。Z世代と呼ばれる若者を中心に支持されている。最近は雑誌、CM、テレビ、ラジオ、お天気キャスターなど、幅広く活動中。身長156センチ。血液型O。