ダウンタウン松本人志(58)が17日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に2週間ぶりに出演した。

松本は今月2、3日に行われた吉本興業の創業110周年特別公演「伝説の1日」の最終日にコンビで出演。31年ぶりの漫才披露が話題を集めた。

30分強の漫才は「打ち合わせなし」と言われていたが、松本は「いまさら立って2人で(ネタを)合わせるなんて、恥ずかしくてできへんからね」と認めた。舞台を振り返っては「褒めていただくんですが、もっとできたという自分もいるし、あれがよく出たなと褒めた自分がいる。可もなく不可もなくというか」と語った。

舞台袖では多くの後輩芸人が漫才を見守っていたといい、このやりにくさには「ダウンタウンに対してのいじめだと思っている」とジョークを交えて訴えた。「袖って暗いじゃない。後輩たちの目玉が100個くらいある。薄暗いところから後輩たちの目玉がぎょろぎょろ動いてる。お客さんも若干緊張してはるし」と話した。

後輩芸人たちの興奮ぶりも伝えられるが、東野幸治は「『袖で今田耕司が泣いていた』とか。情緒不安定」と笑うと、松本は「終わった後トイレ行ったら、今田がずっとついてきて、褒めてくれるけど、連れションでもない。俺がおしっこしてるずっと横でしゃべってる」と苦笑した。

漫才後に浜田と会話したかについては「一切しないです」。また「ぎょろぎょろ見ていた後輩たちも、何にも言わない。気持ち悪い」と居心地悪そうに振り返っていた。

ゲストコメンテーターの寺島しのぶから「31年ぶりにポンと漫才できちゃうんですか」と率直に聞かれると、「これができちゃうんですよね」と答えて笑いを誘った。

松本は今月から同番組に隔週出演となっている。