NHK大阪放送局の小池英夫新局長（61）が12日、同局で定例会見を行った。4月25日付で、角英夫局長が退任。理事から専務理事に昇格し、後任局長に就いた小池局長は「さまざまな立場で業務に当たってきたが、すべてがチームプレーだと思っている。大阪放送局ではコンテンツだけではなく、視聴者リレーション、経営戦略まで担当する。縦割りではなく1チームで視聴者のニーズにしっかりと応えられる組織運営に務めていきたい」と抱負を述べ、「大阪でうまくいったことは、全体にいかしていきたい。大阪からNHKを変える。NHKが変わったと実感していただけるように頑張りたい」と意気込んだ。

誤った字幕が問題になったBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」について「大阪で信頼を失うようなことは絶対に起こしてはならないという覚悟で臨みたい」と述べた。