お笑いコンビEXITが19日、MCを務めるABEMAのニュース番組「ABEMA Prime」(月~金曜午後9時)に出演し、音楽視聴の“ファスト化”について話した。

同番組ではこの日、1980年代には平均20秒あったイントロが2010年代には5秒に短縮されていることや、YouTubeでサビだけを集めたプレイリストが人気を集めている現状などが話題に。りんたろー。は「これからもどんどん変わっていくだろうから、今はファスト化でもいいのかな?と僕は思っている」などとコメントした。

相方兼近大樹も「今の時代は楽しくて面白いものが多すぎる。面白すぎて1つのものに時間を使っていられない! いろんなものを見たいし、いろんな情報を取り入れたいとなると、コンテンツはファスト化していくんだと思う」と理解を示した。そして「例えば、ボクシングだと、3ラウンドの中でいろんな技術を駆使して対戦しているから面白い。そういった背景やストーリーを理解した上で、ファスト化されたものを見ないと、『本当の面白さを忘れていくよ?』と思う」と警鐘も鳴らした。

進行を務めるテレビ朝日平石直之アナウンサーが「『すぐに笑わせないといけない』と、お笑いもファストになってる?」と問いかけると、りんたろー。は「“お笑いのファスト化”の流れに乗った人もいる。例えば、10年間テレビに出られなかった人がファスト化に適したネタとして、表に出られるようになった気がする」と応じていた。