東山紀之が主演するテレビ朝日系ドラマ「刑事7人 シーズン8」(水曜午後9時)の第2話が20日に放送され、平均世帯視聴率が10・4%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・8%だった。

東山演じる天樹悠刑事を中心に、人間模様とサスペンスのあふれる人気シリーズ。ジャニーズWESTきっての演技派・小瀧望が東大卒の新人エリート刑事・坂下路敏役で初参加している。

第2話は…。

不動産会社の経営者・征木健也(小久保寿人)が合コンの途中、撲殺死体で発見された。天樹(東山)らがさっそく現場に臨場する。被害者の財布からは現金が抜かれ、アクセサリー類も奪われていたことから、物取り目的の犯行の可能性が浮上する。

一方、坂下(小瀧)は、たまたま現場に居合わせた飛び降り自殺者の身辺を調査することに。本当は殺人事件を追いたいのだが天樹に諭されて、しぶしぶパソコンで情報を集めはじめる。そんな坂下の姿を、堂本俊太郎(北大路欣也)は黙って見つめるのだった。

やがて、解剖の結果から、被害者・征木の腕には「根性焼き」のやけど跡が複数あった。同じ合コンに参加していた第一発見者である不動産会社代表・松宮真一(古澤蓮)の話から、被害者は法律スレスレの地上げに近いこともやっていた事実が発覚。手段をいとわない方法での立ち退きを推し進めていた被害者に、恨みを持っていた者の犯行なのか。

そんな中、依然、自殺者の身元を特定できずにいた坂下は、殺人事件の捜査に参加したいと直談判する。その結果、自殺者の捜査を引き継いでもらい、殺人事件の捜査に参加できることになった。

やがて、アパートの管理人・高梨小次郎(柏原収史)に、征木から強制的に立ち退きを強いられた堀尾一郎(長谷川朝晴)の話を聞いた天樹らは、彼の行方を追うべく段ボールハウスを訪れる。しかしなぜかそこには、自殺者の身元を調べる他の新専従捜査班のメンバーがいた。

思わぬ形で2つの事件がつながった。