宮崎駿監督のジブリ映画「天空の城ラピュタ」が12日、日本テレビ系「金曜ロードSHOW」(午後9時)で放送され、平均世帯視聴率が12・6%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・9%だった。

これまで17回放送され、1989年7月の2回目放送で最高の22・6%を記録、2019年8月の前回放送は14・5%をマークしていた。

「3週連続!夏のジブリノーカット放送」の第1弾として放送された。日本アニメーション映画を代表する宮崎駿監督の不朽の名作。86年の公開から30年以上たった今でもその魅力は色あせることなく、世代を超えて支持されている。クライマックスのパズーとシータが滅びの呪文を唱えるシーンでは、ツイッター上で一斉に「バルス!」とツイートする「バルス祭り」が定着している。

19日の第2弾ではスタジオジブリ作品「となりのトトロ」、26日の第3弾では「耳をすませば」が放送される。

◆これまでの放送日と視聴率◆

・初放送(1988年4月2日)12・2%

・2回目(1989年7月21日)22・6%

・3回目(1991年5月3日)17・1%

・4回目(1993年3月26日)20・4%

・5回目(1995年3月24日)19・9%

・6回目(1997年3月7日)20・6%

・7回目(1998年12月25日)20・6%

・8回目(2001年2月23日)22・2%

・9回目(2003年3月14日)22・2%

・10回目(2004年12月24日)16・9%

・11回目(2007年6月15日)19・9%

・12回目(2009年11月20日)15・4%

・13回目(2011年12月9日)15・9%

・14回目(2013年8月2日)18・5%

・15回目(2016年1月15日)17・9%

・16回目(2017年9月29日)14・4%

・17回目(2019年8月30日)14・5%

・18回目(2022年8月12日)12・6%