爆笑問題太田光(57)の旧統一教会をめぐる発言が物議をかもす中、太田の妻で芸能事務所タイタンの太田光代社長(58)は、「私の犠牲になっているのかな」とおもんばかった。

太田は28日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」に出演。自民党が所属議員に対し旧統一教会との関係についてアンケート調査を開始したことをめぐり、「統一教会は反社だって確定するんですかって僕は岸田(首相)さんに聞きたい。だって今の段階では宗教法人として認められた宗教なわけで、『関係をどんどん調査していきます』っていうのは、まるで暴力団の関係と同じですよね。この先に行くと、『(旧統一教会は)反社だ』ってみんなが思うわけじゃないですか。そうすると、その信者たちはまるで暴力団の組員のように見られちゃう。何の悪意もなく、ただ信じている人たちはいっぱいいるわけですよね。その人たちはどうやって救済するの? すごい偏見な目で見られちゃう。岸田さんは旧統一教会をどういう団体だと思っているのかをまず明確に発言しないとほかの議員もみんな混乱する」と自身の考えを述べた。

また、旧統一教会の霊感商法問題に関しては「商法的には間違っているかもしれないけど、教え自体が間違っているとは誰も言えない」と私見を述べ、献金問題については「本人が信じてるから、これだけあげたいんだ(と献金する)。それは統一教会に限らずですよ。いろんなお寺やほかの宗教でも、自分が困るくらいにお布施をあげたほうが報われるっていう教えはいろんな宗教にあるから、それを取り締まるっていうのは、信仰というのは何なのかっていうことに政治が介入するということだから」と持論を展開した。

こうした発言はネット上で賛否を呼んだ。旧統一教会を擁護していると受け止める人も少なからずおり、批判の声もあがっている。光代氏は「私が宗教二世だったからかな。子供の時、育ての父が助けてくれて脱会したけど。今問題の教会ではないけど。親戚の中にも宗教の人いるから。だから全く関係ないアーリンが。私の犠牲になっているのかな。私は悲しいかな、宗教が嫌いな刹那な人です」とツイートした。