女優釈由美子(44)が9日、横浜市役所で、同市の近代下水道導入150年を記念したイベント「釈由美子と学ぶ横浜下水道150」に登壇した。

釈は19年放送のテレビ朝日系ドラマ「仮面ライダージオウ」にマンホールを使って戦う役に出演。“マンホール女優”とも呼ばれることから、横浜市に近代下水道が導入されてから150年たち、かつ下水処理開始から60年たった節目の今年、7月に「横浜下水道150大使」に就任した。

釈は同大使就任後初のイベントに「緊張します」といいつつ、笑顔で登場。就任式で送られた下水道レプリカと同じ色づかいのワンピースを披露した。

この日はマンホールの魅力を学び、マンホールのふたが出てくる映画やアニメなどを紹介された。「仮面ライダージオウ」も取り上げられ、さらに同作に登場した雨水ふたのその後も明かされた。特撮作品に多くマンホールのふたが使われることを受け、釈は「マンホールを開ける工具欲しいですね」と笑顔で話した。

釈は下水道クイズコーナーにも参加。正解すると観客からは拍手が送られ「図書館で本を借りてきて勉強しました」と話した。さらに下水道のキャラクター、スイスイくんに会ってみたいといい「いろいろ水に流したいこともあるので」と笑いを誘った。