北山たけし(48)と大江裕(32)による演歌ユニット「北島兄弟」が21日、東京・新宿の花園神社で新曲「俺節」(21日発売)の歌唱奉納とヒット祈願を行った。同神社は芸能の神として知られる。

曲は30年前に発売された作品のリメーク。作曲した北島三郎(85、ペンネーム原譲二)の「この曲を埋もれさせたくない」との強い思いから2人の愛弟子が歌唱することに決まった。北山は「コロナ禍の今だからこそ、この曲の持つメッセージを多くの人に届けたい」と力を込めた。コロナ禍で外食ができず、“自炊効果“で約40キロやせたという大江も「兄さん(北山)と一緒に頑張っていきます。この曲はコブシを回してはいけない。自分はなかなかコブシが取れない。兄さんはすごいと思います」と語った。

来年は北山が20周年。大江が15周年、そして北島兄弟が5周年というトリプルの節目だ。北山は「1日1日を大切に歌っていきます」と誓った。紅白歌合戦への出場については「歌手であるからには目標です。そこに向かって頑張っていきます」と話した。