タレントの伊集院光(54)が3日深夜放送のTBSラジオ「JUNK 伊集院光・深夜の馬鹿力」に出演。先月30日に師匠の落語家三遊亭円楽さんが亡くなったことについて、率直な思いを吐露した。

伊集院は「どうしようか、師匠死んじゃったんだ」と切り出し、「師匠の円楽が亡くなったっていう話は皆さんにも風のうわさで…。生き返った方のニュース見た? 生き返った方の見てないでしょ? だってまだ生き返ってないから」とジョークを交えて気丈に振る舞ったが、「ほら痛々しいじゃんか、もう。すごい痛々しくなっちゃってるじゃんか」と自虐的に語った。

円楽さんが亡くなったことに「なんだかよくわからない。悲しいよ、そりゃあ悲しいよ、俺だって。だけどどうしていいのかわからないし、自分がどういう心の動き方をしているのかも、あんまりよくわからなくて」と吐露。

その後も、円楽さんにまつわるエピソードや、自宅を弔問したときの様子を振り返りながら、はなをすすったり声を震わせる場面もあった。

伊集院は1984年7月、円楽さんに弟子入りし「三遊亭楽大」を名乗っていたが、90年以降に自主廃業した。落語家ではなくラジオやテレビで活躍するようになっても円楽さんとの師弟関係は崩れなかった。この数年は円楽さんとの「二人会」も開催。「二人会をやれたのは今考えればとても幸せなことだし楽しかった」と話した。