水野美紀(48)が8日、東京・丸の内TOEIで行われたアニメ映画「僕が愛したすべての君へ」(松本淳監督)「君を愛したひとりの僕へ」(カサヰケンイチ監督)公開記念舞台あいさつに登壇。最近した大きな決断について聞かれ「日々、決断で…。雨が降った日の朝に、子どもを幼稚園に送るのに、カッパを着てママチャリで行くか、かさをさして電車で行くか…これ、すごく大きい。どっちにするか大きな決断」と語り、客席を笑わせた。

水野は、俳優の唐橋充(45)と16年に結婚し、翌17年7月に第1子を出産している。雨が降った前日、カッパとかさのどちらを選択したかについて聞かれ「ママチャリにしました。その結果、ずぶぬれになりました」と“惨敗”に終わったと明かした。その上で「迎えに行って帰ってくる頃には、そんなに雨は強まっていない、という…希望を持つ選択をするんですけど、それによって遅刻してしまうこともあるし…。雨の日の決断は毎日、大きな決断」と語った。

水野は、蒔田彩珠(20)演じる佐藤栞の母で虚質科学研究所所長の佐藤紘子を演じた。声優を務めた感想を聞かれると「(アフレコの際、画面に映るキャラクター、映像を見て)秒数に合わせて口を合わせる。息を、どうするのかが分からなくなった。ブースで1人…寂しかった」と難しさを口にした。演じた役どころについても「きょしつかがくって、何ですかね? 99%。説明セリフで息の吸い方、声の出し方が分からなくなり、アップアップでした」と苦笑した。