Sexy Zone中島健人(28)が、配信サービスHuluのオリジナルドラマ「Concordia(コンコルディア)」(仮題)に出演することが9日、分かった。24年世界同時放送・配信予定、全編英語の国際大型作品で、憧れだった海外ドラマデビューを果たす。

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ケンティーが、全世界に「セクシーサンキュー」な演技を届ける。「『いつか絶対に海外ドラマに出る』という夢がかない、すごくうれしいです。お話を聞いた時は、1人の役者として本当に光栄でしたし、幸せと緊張が一気に押し寄せてきました」と大興奮。イタリアでの初日撮影を終えて「シビれましたね!」と高揚した表情で語った。

同作は、米の大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」主要プロデューサーで、話題作を次々と手掛けるフランク・ドルジャー氏が製作総指揮を務める最新作。中島はメインキャストの1人で、最先端AIシステムの生みの親、鬼才の最高技術責任者として活躍している重要人物、A.J.オオバ(アキラ・ジョン・オオバ)を演じる。

米国出身のジャニー喜多川氏の影響もあり、かねて英語の習得に尽力。2、3年前からは個人レッスンも受け、生中継で英語インタビューをこなすなど堪能だ。「『自分の英語、通じるかな?』と心配もあったのですが、撮影までに自分のパッションとできる限りの英語コミュニケーション能力を高め、その自信とともにローマに来ることができた気がします」と手応え。「独り言も英語で言えるレベルになれるよう頑張ります」と意気込んだ。

撮影はイタリアやドイツなど各地で行われる。役に対して「120%の全力で立ち向かった」という中島は「日本を代表する役者を目指せるように全力で一現場、一現場にぶつかっていきたいと思っています。長期間の撮影になりますけど、最後まで初心を忘れずにジャパニーズソウルを持ってしっかり演じ切りたい!」と誓った。

 

◆Concordia(コンコルディア) 実験的なユートピアのコミュニティー「コンコルディア」を舞台に、最先端AIシステムを活用した“監視社会”を描くスリラードラマ。コミュニティー誕生の陰に隠されたある機密によって、築き上げたすべてが崩壊の危機にさらされる。全6話。ドイツ、フランス、中東などでも放送予定。中島の他にも国際色豊かなキャストが出演するという。