NHKは1日、嵐の松本潤(39)が主演する23年大河ドラマ「どうする家康」(1月8日スタート、日曜午後8時)の追加出演者発表を番組公式ツイッターで行い、歌舞伎俳優市川右團次(59)が空誓上人(くうせいしょうにん)を演じると明らかにした。大河初出演となる。

家康が三河統一に苦心する中、民衆の心をつかむカリスマ住職を演じる。対立を深めた家康はやがて寺に攻め込み、一向一揆の引き金を引くことになる。

オファーを受け「まずは今回が初めての大河ドラマへの出演、お話を頂き大変うれしく光栄でした」。役柄については「僧侶でありながらも、まず一人の人間として常に民衆と共に生きている人物であると理解し、そこに魅力を感じました」とし、「事前に資料を頂けたことや、丁寧なリハーサル、監督との細かいディスカッションを設けていただけたことにも感謝致しております。おかげで心地よく務めることができました。実際にどのような映像になっているか、今からとても楽しみです」と意気込んでいる。

ナイーブな少年だった徳川家康が、さまざまなピンチに立ち向かいながら、家臣団とともに天下統一を目指す物語。脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズなどで知られる古沢良太氏が担当する。