来年1月期のフジテレビ系連続ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」(月曜午後9時)に主演する北川景子(36)がこのほど、共演の山田裕貴(32)とともに取材会を行った。2人は自身の役柄について、笑いを交えつつトークを展開した。

未来の法曹界を担う若者たちに光を当てた法律系ドラマ。同局看板枠「月9」初主演の北川は、エリート裁判官から大学のロースクールの派遣教員に転じた柊木雫役を演じる。「オリジナルの作品でもあるし、役に幅を持たせてくれている。実際に現場に入ってみて徐々にキャラクターとして成り立っていってる」。ドラマ内では眼鏡をかけ、法服姿も披露している。

情熱派でピュアな柊木は「人を知らなければ、いい法律家にはなれない」がモットー。一方、山田演じる藍井仁は東大在学中に司法試験合格を果たした天才で、必要なノウハウを教えること以外に興味がないエース教員。それでも、演じるのと教わるのは別だった。北川が生徒なら藍井に教わりたいといい「絶対に成績上がるじゃないですか。藍井先生の言ってることだけやれば。まずは司法試験に受からないと。私の授業では司法試験には受からないな」と笑いを誘った。

一方山田は「絶対嫌だ俺は」と自身が演じる藍井を”否定”。「ハートって大事じゃないですか。学校でも職場でも心って大事。温かく拾い上げくれる方が僕は絶対的に好きなんで」と柊木を指名した。ドラマでは正反対の2人が異なる価値観をぶつけ合いながら、学生を導いていく姿が見どころとなる。2人の同僚として小堺一機、及川光博、警視庁捜査一課刑事として尾上松也も出演する。【高橋洋平】