吉本新喜劇元座長の内場勝則(62)が11日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で、芸歴40周年記念の座長新喜劇に臨み、同じく吉本新喜劇の妻、未知やすえ(59)と夫婦役で共演した。NGK本公演で、3年10カ月ぶりの内場座長となった。

終演後、内場はホッとした様子で「久しぶりで緊張した…充実感がすごくあります。(NGKで座長新喜劇は)いいなあ~と思いますね」。照れながらも公演を振り返った。

内場夫妻が喫茶店員にふんした「内場夫婦の秘密でいぃー!」は、この日から17日までNGKで上演。この日が“出番週”の初日となったが、1回目は70分、2回目も60分と上演が長引き、やすえは「超大作になってしまいました」と笑いながらも「内場君よかったね」と、ねぎらった。

夫婦もちょうど結婚30年で、内場の芸歴と同じく区切りがよく、内場は「内輪ですけど、40周年やらせてもらえるなら、まずそれ(40周年)を-と。ほんま、やってよかったな」と、感慨深げに明かした。

やすえによると、舞台上では「ちょこちょこ、(内場から)目でダメ出しされてた」そうで、やすえが何カ所か間違えたという。「でも、舞台では私は強い役、引かないんで、間違ってたけど、ごめんとは言わない。(出番後の)来週ぐらいに謝ります」と言って、芸人同士の夫婦らしい呼吸で笑わせた。

結婚40年、50年へ向けて内場は「いつもずっとそばにいてる方やと思っています」と、実は硬派な男らしい表現で、妻に感謝。これに、やすえは「でも、今日も舞台で、目の前に私しかいてないのに、どっか向いてるし」とツッコんで、取材の場を盛り上げた。

夫をいじりつつも、やすえの尊敬の思いは不変だ。故花紀京さんら、新喜劇の歴史を紡いできた大先輩らの系譜を継ぐ内場について「舞台に立ってる内場君が好き、尊敬しているので、尊敬できる人を(夫に)選んでよかったな。一緒に仕事ができてよかった。ま、『好きでーす!』」。

そんなやすえに、内場は、昨年の誕生日にバッグを贈ったことなどを明かし、加えて「(やすえも)もうじき(還暦で)赤いものを…」と言い、照れくささをごまかした。

2人の様子を見守っていた吉田裕(43)は、自身も同じ新喜劇の前田真希と結婚しており「あこがれの夫婦です。僕たちもいつかこんなふうに…」と話していた。