女優吉田美月喜(みづき、19)が28日、東京・板橋区にあるイオンシネマ板橋で映画「あつい胸さわぎ」(まつむらしんご監督)の公開記念舞台あいさつに出席し、ダブル主演を務めた常盤貴子(50)との思い出を明かした。

和歌山県内での撮影では常盤と近くの市場をめぐる機会があったといい「しらすが好きなんですよね、みたいな話をしていたら、撮影が終わったあとに家に結構大きめな段ボールが届いて。何かなと思ったら常盤さんがしらすや干物を送ってくださって。『家族で食べて』と言ってくださって、すごくうれしかったです」と笑顔で振り返った。

まつむら監督は撮影最終日に市場で海鮮類を“爆買い”する常盤の姿を目撃していたという。常盤は「夜、東京に戻ってさばいたりしました。新鮮ですごくおいしかったです」と自身も海の幸を堪能したことを明かした。

また、吉田は舞台あいさつが行われたイオンシネマ板橋についても触れた。近所に住んでいたことがあるといい「母と思い出の映画館で、ここしか知らないぐらいでした。実際に映画を見ていた場所で、この作品で舞台あいさつに来られてうれしい気持ちでいっぱいです」。共に登壇した常盤やまつむら監督もこの事実は知らず、全員で「えー!」と声をあげて驚いていた。

今作で吉田は18歳で若年性乳がんを患う主人公、千夏役を熱演。母親役を常盤が務めた。舞台あいさつには佐藤緋美(23)、石原理衣(46)も登壇した。