フジテレビが新たなお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」を開催する。“結成16年以上”の漫才師たちが珠玉のネタでしのぎを削る。実力や才能はあっても、出場できる賞レースがないため、ブレークのきっかけが見出せない…そんな漫才師たちに“セカンドチャンス”をつかんでほしいという願いを込めて、同局が新たな大会を立ち上げた。今月に1次予選を行い、その後、2回の本選トーナメントを経て、5月に決勝トーナメントを開催し司会には東野幸治(55)を迎え、全国ネット・ゴールデンタイムで生放送する。

先月31日でエントリー受付を終了。現時点で出場を表明しているのは、青空、遊び屋、あどばるーん、アモーン、アンダーポイント、囲碁将棋、イシバシハザマ、イタリアン・シガー・ブルドッグ、いち・もく・さん、インデペンデンスデイ、インポッシブル、烏龍パーク、浮世亭とんぼ・横山まさみ、浦添ウインドゥ、ヴィレッジ、ヴェートーベン、LLR、エルシャラカーニ、オキシジェン、おしどり、鬼ヶ島、女と男、雷ジャクソン、かもめんたる、かりんとう、ガクテンソク、ガッポリ建設、ガロイン、ガンリキ、キャベツ確認中、キャン×キャン、金属バット、ギャロップ、クロスバー直撃、こりゃめでてーな、コンチェルト、コンパス、サカイスト、三四郎、三拍子、ザ・パンチ、しましまんず、シャンプーハット、シンクタンク、新宿カウボーイ、シンデレラエキスプレス、磁石、ジャルジャル、ジョイマン、スーパーマラドーナ、すずらん、span!、スピードワゴン、スマイル、スリムクラブ、タイムマシーン3号、タナからイケダ、タモンズ、タリキ、ダーリンハニー、ダイノジ、ダブルネーム、チャド・マレーン、超新塾、チョップリン、ツーナッカン、ツーライス、天狗、天津、テンダラー、トータルテンボス、東京ダイナマイト、東京ペールワン、飛石連休、Dr.ハインリッヒ、ナインボール、流れ星☆、なすなかにし、ななめ45°、ニードル、西麻布ヒルズ、虹の黄昏、2丁拳銃、にほんしゅ、Hi-Hi、はりけ~んず、ハンジロウ、飯能BBQ、ばいそん、X-GUN、バンジージャンプ、BAN BAN BAN、パタパタママ、パピヨンズ、ひこーき雲、響、ひよしなかよし、ファミリーレストラン、風藤松原、ふうらいぼう。、フルーツポンチ、フロントライン、ブラックパイナーSOS、プラス・マイナス、ヘッドライト、本田兄妹、ボルトボルズ、ぽ~くちょっぷ、マシンガンズ、三日月マンハッタン、宮田陽・昇、モダンタイムス、ものいい、モンスターエンジン、ヤング、ゆったり感、吉田たち、ラフ・コントロール、ラフ次元、ランジャタイ、リップサービス、レアレア、レイザーラモン、蓮華、ロケット団、ロッテンダ、ロビンフット、ロングロング、我が家、ワンワンニャンニャンなど(※五十音順)。130組以上が出そろった。

コント日本一決定戦「キングオブコント」王者のジャルジャル、かもめんたる、昨年「M-1グランプリ」のラストイヤーを戦い終えたばかりの金属バット、モンスターエンジン、ランジャタイら、既に公表済みの面々に加え、新たに60組以上がエントリー。「M-1グランプリ」で決勝進出の経験を持つスピードワゴン、タイムマシーン3号、ギャロップ、「THE MANZAI」決勝進出者のテンダラー、三拍子、Hi-Hi、エルシャラカーニ、「M-1」「THE MANZAI」の両大会で決勝出場を果たしている東京ダイナマイト、スリムクラブら、賞レースのファイナリストたちや、シャンプーハット、なすなかにし、フルーツポンチ、三四郎といったTVバラエティーでも活躍中の実力者たちが名乗りを上げたほか、「爆笑レッドカーペット」などのネタ番組で一世を風靡(ふうび)したジョイマン、響らの参戦も決定。実力派たちが、次々と滑り込みでエントリーを果たした。

東京で行われる1次予選は15~17日(東京証券会館ホール)、大阪での1次予選は21、22日(YES THEATER)で開催。開演時間や観覧方法、また予選の審査方法などの詳細は、後日、公式サイトで発表予定。

この1次予選を勝ち抜いた32組が、本選トーナメントラウンドへと駒を進め、1対1の“タイマン”形式で、し烈なネタバトルを繰り広げる。トーナメント1回戦では32組→16組、2回戦で16組→8組と絞られ、5月の決勝トーナメントでは、8組のファイナリストが一堂に会し、1DAYトーナメントバトルを展開。渾身(こんしん)の漫才を披露し、最後まで勝ち残った者が、見事優勝の栄冠を手にする。