なにわ男子西畑大吾(26)が、映画「忌怪島/きかいじま」(清水崇監督、6月16日公開)に主演することが7日、分かった。ホラー映画初主演となる。現実と仮想空間(VR)で待ち受ける“最強の恐怖”を表現する。

閉ざされた南の島を舞台に、西畑演じる天才脳科学者の片岡友彦が、「VR」の研究チームに次々と降りかかる不可解な死と謎を解き明かそうと奔走する。「呪怨」シリーズなどで知られる清水監督がメガホンを取った。西畑は「僕がホラーのドッキリを受ける番組で清水監督とご一緒したとき、最後に『ちゃんとした映画に出してくださいよ~(笑い)』みたいなことを言ったんです。それがかないました」と喜んだ。

昨年4~5月に撮影。鹿児島・奄美大島で1カ月間以上泊まり込みロケも行った。途中、別の仕事のため1度帰京した西畑が島の現場に戻った際、演出の変更で「手」だけの出演になってしまったこともあった。西畑は「もちろん自分の役なので手だけでもやらせてください!」と前向きに撮影に臨んでいたという。

ホラー初主演には「めちゃくちゃびっくりしました。僕自身すごい怖がりでビビリですし、ホラー映画はホンマに苦手な部類なので」と告白。「島ならではの閉鎖感、風習、日常がすごく描かれていて、より怖さを増しています。『VR』『島』『ホラー』の3つが重なった時の怖さを、ぜひとも体験していただきたいです」とアピールした。

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