人気ユーチューバーのカノックスターが13日までにYouTubeチャンネルを更新。大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の店員に“ブチギレ”したことを明かして炎上した件について釈明した。

問題となっていたのは、カノックスターが「さすがに怒ってます」のタイトルで8日にアップした動画。ドン・キホーテでニコチンが入っていない電子タバコを購入しようとした際、店員から身分証の提示を求められるも、携帯していなかったことから販売を拒否されたという出来事について話し、店員の態度に怒りを覚えて暴言を吐いてしまったと明かしていた。

この動画がネットニュースなどで取り上げられ、多数の批判が寄せられたという。カノックスターは、これまでは問題なく購入できていたことから身分証が必要だとは知らなかったといい、その点については反省を口にしたが、怒った理由は店員に「不適切な態度」を取られたからだと説明。商品を購入できなかったことが理由ではないと強調した。

カノックスターは身分証はもっていなかったが、身分証を撮した写真がスマートフォンにあり、これまでバーやクラブに入店する際にその写真で許可されたケースもあったことから、試しに店員に提示してこれではどうかと尋ねてみたという。「ただ聞いてみただけ」だったというが、店員に冷たい態度で拒否されたといい、「俺の目も見ずに、すげぇボソボソ言われたから、そんなんイラつくじゃん、普通に。『俺はお客さまだぞ』って思ってるわけじゃなくて、人として意味分かんない扱いされたから」と、声を荒らげてしまった経緯を説明した。

動画でこのエピソードを話したのは、店員を批判することが目的ではなく、「いつも見てくれてる人たちに、こういうことがあってキレたんだよって話したかっただけ」とのこと。さらに“炎上目的”との臆測については「炎上して良いことなんて一個もないから。短期的には関係ない人たちが入ってきて再生するから、それは一時的に再生数上がるかもしれないけど、それで継続的に見てくれる人って別にいないから意味ないと思う。長期的に活動したいと思ってるから、自分は。それ(炎上)で増やしたところで俺のチャンネルにはメリットがないから、そんなことしないっす」と否定した。