俳優近藤頌利(しょうり=28)が、4月13日スタートのカンテレドラマ「全ラ飯」(木曜深夜0時25分、初回は深夜0時40分、関西ローカル)でドラマ初出演、初主演することが13日、分かった。

近藤が演じるのは、金融庁に勤務するエリートサラリーマン、一条颯太。完璧なルックスで人柄もバツグンだが、実は秘密の趣味を持ちながら窮屈なサラリーマン生活を送る。思いも寄らない恋に落ちたことがきっかけとなり、正直な生き方を見つけるまでを描いたラブコメディーだ。

関西を拠点に活動する、演劇集団「劇団Patch」のメンバーの近藤は、舞台を中心に活躍している。ドラマでは184センチの長身の近藤が、一糸まとわぬ姿で食事シーンに挑む。ドラマ初出演に「ドラマ出演は僕の中で1つの憧れであり目標でした。というのも僕はとてもドラマっ子です。例えばこれまで、いろんな職業に興味を持ったのも、全てみてきたドラマによる影響でした」と喜びを語った。

見どころについて「僕も、この作品のテーマの1つである『ささいな出来事で人の人生って変わる』ことを、たくさんの方々に届けられたらと思います。一条という人物は、そつなく何でもこなすと思われがちですが、人知れず気を使いながら生活しています」とコメント。

役作りについて「脚本を読んだ際、対人関係は得意なようで苦手なんだと感じました。そんな一条に、僕自身も親近感を抱き、そんなところから役作りに挑みました。常に何かの仮面をかぶった一条の、仕事とプライベートのギャップある姿を見つけて楽しんでもらえたらと思います」と話した。