俳優平野宏周(23)と俳優西銘駿(25)が28日、東京・池袋シネマ・ロサで行われた主演映画「妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク」(4月14日公開、坂本浩一監督)完成披露上映会に出席した。

ダブル主演を務めた平野は出演オファーを受け「今の時代、WBCがあったり。それに続いてサメ映画だと思っていた。殺陣は自信がなかったけど、出来上がった映像はめっちゃカッコよかった」とあいさつし、会場は爆笑した。

西銘も忍者かサメのオファーか悩んだといい「どちら側なのか? ニンジャでもなくシャークでもなく、漁師役でした。肉でも国産がいい。以上です」と続け、さらに大爆笑を誘った。

登壇メンバーは撮影期間を通じて仲が良かったという。イベント最後には暴露大会に発展。中村が、西銘が撮影後、“ノーパン”で帰っていたことを明かした。西銘は「血のりや海に入るシーンが多くて」とシャワーを浴びるものの、替えのパンツを持ってきてなかったことを暴露され、恥ずかしがっていた。

同イベントには、長野じゅりあ、宮原華音、中村優一、坂本監督も出席した。

「妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク」の公式サイトには「全世界待望! 遂に誕生した国産鮫映画最新作!! 今、史上最大の異種格闘戦が始まる!」とある。

監督は「パワーレンジャー」「ウルトラマン」「仮面ライダー」など、数多くの特撮ヒーローを世に送り出している坂本浩一。主演の小太郎を演じるのは「ウルトラマンZ」の平野、ダブル主演となる小太郎とともに戦う信助を演じるのは「仮面ライダーゴースト」の西銘。彼らと対峙(たいじ)する鮫士郎には「仮面ライダー響鬼」「仮面ライダー電王」の中村優一。さらにヒロインの沙代を女優、看護師、空手世界一、プロレスラーという数々の肩書を持つ長野じゅりあ、小太郎を愛する女忍者・菊魔を「ハイキック・エンジェルス」で鮮烈なデビューを飾った宮原華音という最強布陣でこの壮絶な戦いに挑む。

ストーリーは江戸時代。人里離れた沖津村の浜に村人の惨殺された死体が上がる。邪教集団・紅魔衆の首領・蛟鮫士郎は不老不死の力を得るために呪術を使い、鮫を操る事によって村で採れる真珠を強制的に村人から巻き上げていた。この状況に業を煮やした村長は、助太刀を頼むべく村外れの寺にいる用心棒の潮崎小太郎に会いに行く。報酬とともにその仕事をいったん引き受ける小太郎だが、その行く手を菊魔と名乗る女忍者が遮ってきた。村人の沙代をいけにえとして鮫士郎にささげようとする村長に反発する信助とともに、鮫士郎に戦いを挑む小太郎だが、その前に現れたのは、この世の物とは思えない巨大な鮫。ついに実現する、忍者対鮫の究極バトル! 生き残るのはどっちだ!?