NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8時)が最終回を迎えた31日、ヒロイン・岩倉舞を演じた福原遥(24)、舞の夫となった貴司役の赤楚衛二(29)、舞の父浩太役の高橋克典(58)が、東大阪市で行われる「舞いあがれ!感謝祭」前に取材に応じた。

最終回を自宅で見て、大阪へ移動する新幹線に乗り遅れそうになったという高橋は「私は途中で死にまして、途中からは天国で見守るようでした。台本を読まずに、毎日を楽しみにしていました」と振り返り、「号泣しました。ほんと寂しい」と明かした。

最終回は、これまでの回想シーンを放送。小学生の時に舞が久留美(山下美月)と学校の校庭で模型飛行機を飛ばす場面では、父浩太が「よう飛ぶなぁ」と感心。最終回では母めぐみ(永作博美)は「空を飛ぶ車」を見上げ、「浩太さん、舞が空飛んでるで。IWAKURAのネジ乗せて」と涙ぐんだ。

SNS上では「よう飛ぶなぁ」のシーンに「涙腺崩壊」の声があふれた。最終回に“出演”した高橋は「後から自分の芝居をみるのは気持ちのいいものではない」とジョークで交わしながらも「舞が飛行機を飛ばそうとしているとき両腕を組んでいたが、祈る形だったほうがよかったかな」と“反省”した。

福原は「私はお父ちゃんが出てきて、うわ~んでしたよ」と涙ぐんだことを明かした。