韓国の6人組男性グループiKON(アイコン)が27日、都内で、再始動後初のワールドツアー「TAKE OFF」東京公演を行った。

15年に韓国で開催したサバイバル番組から誕生。翌年1月に日本デビューし、年間で32万人以上を動員するコンサートツアーを開催し、「第58回輝く!日本レコード大賞」では最優秀新人賞を受賞。そして今年、BLACKPINKらが所属する韓国の事務所「YGエンターテインメント」から、Kep1erのマシロ、イェソ、そしてLIMELIGHTらが所属する「143エンターテインメント」へ移籍し、再始動を果たした。

MCは全部日本語で行った。JU-NE(26)は「楽屋で瞑想(めいそう)しようとしたら、2時間以上寝ちゃって顔がパンパンです(笑い)。ギョーザみたいになっちゃって」とジョークもたっぷりだ。BOBBY(27)は「今日もこんなにたくさん来てくれて、本当にうれしいです」と感謝した。

今月5日の韓国公演からスタートしたワールドツアーについて、CHAN(25)は「ソウルコンサートから、ワールドツアーを始めました。アジアだけじゃなく、アメリカ、ヨーロッパまで、ファンのために会いにいきます」。JAY(29)は「事務所を変えて6人でみなさんの前に立ちました。ありがとうございます。みなさんのおかげです」と感謝した。

ライブではメガヒット曲「LOVE SCENARIO」や新曲「Tantara」、ソロ曲を含めた全25曲を披露。SONG(28)は「ほんとに楽しかったよ。ソロステージをしながらみなさんと1つになれたと思います」。DK(26)は「ソロステージは最近はずかしいんだよね(笑い)。なんか今日は理由はわからないけど、恥ずかしかったです」と照れ笑いを浮かべた。

グループ名は、「ICON(象徴)」と「KOREA(韓国)」を組み合わせたもので、「韓国の象徴となるように」という願いが込められている。7月には大阪でも公演を行う。JU-NEは「みなさんに会うたびに癒やされるし、特別な力をもらえます。本当に楽しかったです」。JAYは「1年ぶりに日本に戻って来れて幸せ者だなって思っています。これからの新しいiKONの応援も、よろしくお願いします」と呼びかけた。