福山雅治主演のTBS系ドラマ、日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(日曜午後9時)の28日放送の第6話冒頭で、番組内に立てこもりのシーンがあることが事前に告知された。放送後には、長野県中野市で25日に発生した、4人が殺害された立てこもり事件の被害者への追悼の言葉が掲載された。

ドラマの冒頭では、「本日の日曜劇場『ラストマン』は立てこもりのシーンが含まれています。ご懸念のある方は、視聴をお控えください」と呼びかけられた。ラストには「長野県の立てこもり事件でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます」とテロップが映された。

番組公式SNSでも「本日の第6話には立てこもりのシーンが含まれておりましたので冒頭でお伝えした上で放送させていただきました。長野県の立てこもり事件でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と、同様のメッセージが掲載された。

ドラマは福山演じる全盲のFBI特別捜査官が、大泉洋演じる警察庁スタッフとともに事件解決に乗り出すストーリー。6話は、東京郊外の保養地で起きた立てこもり事件をめぐる内容だった。

中野市の事件では、警察官2人を含む4人が殺害され、市議会議長の息子の男が警察官1人に対する殺人容疑で逮捕されている。