ベスト・ファーザー賞in関西の授賞式が5日、大阪市内のホテルで行われ、スポーツ部門はパドレスのダルビッシュ有(36)が受賞した。

授賞式には、代理で母の郁代さんが出席。「(有も)アメリカから喜んでると思う」と話し「本当の意味でベスト・ファーザーとなれるように子どもたちを育てていってほしい」と呼びかけた。

今春のWBCを機に、父親としての評価も高まったが、その姿には郁代さんも「びっくりした」と話す。

「独身時代はとっつきにくくて人とうまくやっていくのが苦手な子だった」と懐古し「彼が小さいときに、野球に育てられて人間形成する子なんだと思ってたことを思い出しました」と話した。

現在は5人の子どもにも恵まれ、本人は「子どもと一緒にいないと動けない」とよく話していると言う。「子どもたちが周りにいることで足りない部分を埋めていってくれているような気がする」。

“ベストファーザー賞”の称号に、改めて息子の父親ぶりを喜んだ。