人気シェフ、鳥羽周作氏(45)とのダブル不倫により無期限活動謹慎中の女優広末涼子(42)の夫で、アーティストのキャンドル・ジュン氏(49)が21日、東京・代々木公園でイベント「CANDLE NIGHT TOKYO」を開催した。不倫報道を受けて都内で緊急会見を開いた18日以来、初の公の場となった。

18日の会見では、誹謗(ひぼう)中傷などが子どもたちに悪影響が及ぶ状況だとした上で「止まらないのであれば、それを理由に次は私が命を絶とうと思う」と自殺の可能性を示唆したが、そのことに対して一部で批判の声が出ていたが、この日は「何よりも、自分が言いたかったことは、この世界には伝わっていない。死んじゃダメだ。あの日から、もっと最強になっています」と話した。

また、精神状態が不安定になった広末から、報道前に離婚を切り出されたことなど私生活を明かしたが、そもそも広末に断りなく単独で会見を開催したことにも、一部で疑問の声が出ている。

キャンドル氏は、自らの一連の行動について「自分がやっていることは売名行為です。この腐った日本の世界を変えるための、売名行為です」と声を大にして訴えた。そして「みんなに仲間になってもらいたいとは思っていません。でも、今日、自分が選択して、ここに来ていることだけは真実だと思って、自分が選んだ道が、空間が、ここにあった。ちゃんと真剣に、温かいものとして持って帰って…皆さん、それぞれの大切な人に自慢してください」と、集まった人々に呼びかけた。

この日は、サニーデイ・サービスの曽我部恵一が飛び入りでギターを演奏し、3人の子供を育てたシングルファーザーの体験を語る一幕もあった。さらに、2人組ラップグループ・MOROHAのラッパー・アフロ(35)も駆けつけ、曽我部のギターをバックに、詩を朗読するなど、ろうそくの灯火が温かく光る中、演奏が続けられた。