東山紀之が主演するテレビ朝日系ドラマ「刑事7人 Season9」(水曜午後9時)の第7話が19日に放送され、平均世帯視聴率が9・9%(関東地区)だったことが20日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・5%だった。

前回の世帯は9・0%、個人は5・1%だった。

15年にスタートした人気刑事ドラマの第9弾。東山演じる警視庁刑事部新専従捜査班の天樹悠を中心に、シリーズ最高難度の事件に挑む7人の刑事たちと、その人間模様を描く。

◆第7話のあらすじ

高校2年生の春、突然襲ってきた大地震によって母親を失い、その後、児童福祉施設に引き取られた井手孝也(田中樹)。その12年後、都内で遺体となって発見された彼は、10年前の東関東強殺事件を調べていたが、天樹の執念の捜査によって、その理由が被害者とのある接点だと知る。井手の出身地である茨城県へと飛んだ天樹は、そこで、さらなる手掛かりを見つける。

一方で、井手の殺害容疑で、特殊詐欺グループを追っている青山新(塚本高史)と野々村拓海(白洲迅)は、生前の井手とメッセージアプリでやりとりをしていた詐欺グループメンバーの原田武雄(兼松若人)の後をつける。

やがて天樹は、裁判所の傍聴席で井手のことが気になったのは、彼に自分の姿を重ねて見ていたためだと気付く。