松本潤主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8時)の1日第37回の平均世帯視聴率が10・1%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・1%だった。

前回の世帯視聴率は9・9%、個人は5・9%だった。

第62作大河ドラマで、松本演じる徳川家康が、個性派ぞろいの家臣団と数々の困難を乗り越えていく姿を描く。脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズなどで知られる古沢良太氏が担当する。

◆第37回「さらば三河家臣団」

茶々が秀吉との子・鶴松を産んだ。勢いづく秀吉(ムロツヨシ)は、北条攻めを決定。和平を主張する家康に秀吉は先陣を命じ、勝てば北条領を全て与えると言う。しかし、それは故郷の三河を離れることでもあった。家康は家臣たちに事情を話せないまま、出陣を命じる。秀吉が20万もの大軍で小田原城を包囲する中、家康は氏政(駿河太郎)に降伏を促すが、全く応じようとしない。氏政には関東の雄としての意地があった。