「エマ」「乙嫁語り」などの作品で知られる漫画家で、子宮筋腫の摘出手術を受けるなどして療養していた森薫氏が10日、漫画雑誌「青騎士」(KADOKAWA)のメディアプラットフォーム「note」で、体調回復と連載再開を報告した。

森氏は「体調回復&連載再開のおしらせ」と題した漫画で、「体調回復しました」「筋腫の手術も無事終わり その後も問題なく回復しています」と報告。4月の時点では、アレルギー性皮膚炎や石灰沈着性関節炎などを発症し「満足にペンが持てない状況」が続き、さらに「可逆性脳血管収縮症候群」による急な激しい頭痛を訴えていたが、筋腫の摘出手術に伴いそれらの症状も解消されたとのこと。指先の皮膚炎のみ、まだ残っているが「それも治りつつあるので時間の問題といったところです」と説明した。

「というわけで『乙嫁語り』の連載も8月発売の青騎士15号より再開しています」と報告。「今後も年齢が上がれば何かと不調が出てくるかもしれませんが 予防できるものは予防して元気に長く描き続けていけたらと考えています」とした。